8/7、宮古は松明かしの日ですね。
東北ではこの日に多くの風習があります。
・ナヌカビ、ナヌカボン、七日盆【東北6県すべて】
・墓地の草取り、清掃、墓払い、【東北6県すべて】
・「七回水浴びして、七回飯をたべる」【青森、岩手、宮城、秋田、山形】
・七夕踊り【宮城】
・迎え火、「ショウライタチ、ショウライタチ、この火の明かりでジッコもバッコも来とな来とな」と、墓に火をかざす【秋田】
・女性は七回髪を洗う【山形】
・早朝に墓参り【山形】
・カマブチツイタチ【福島】
・新仏の家では高灯籠を立てる【福島】
8/7にはどういう意味があるのか?(旧暦、新暦に関して省く)
初七日法要というものがあります。
仏さんはこの世を旅立ち、あの世へ向かいます。この世からあの世まで徒歩で七日間かかるそうです。逆も然り。
あの世の入口に着いたその日に行う法要が、初七日法要です。
霊が帰ってくるお盆。宮古はお墓参りを8/14にします。
七日前の日、つまり8/7は霊があの世を出発し、この世に向かう日に相当します。
ですので、東北6県すべてに墓掃除の風習があります。お墓をきれいにしておいて、霊が気持ちよく帰って来れるように、という心遣いから生まれた風習かと思います。
どっとはらい。
0 件のコメント:
コメントを投稿