2014年8月2日土曜日

8月1日

8/1、宮古は松明かしの日ですね。

8/1は八月朔日といい、略して八朔(はっさく)と呼ばれます。
八朔の頃、早稲の穂が実るので、農民の間で初穂を恩人などに贈る風習が古くからあったそうです。このことから、田の実の節句ともよびます。この「たのみ」を「頼み」にかけ、武家や公家の間でも、日頃お世話になっている(頼み合っている)人に、その恩を感謝する意味で贈り物をするようになったそうです。

宮古ではお盆がある月の始めの日、という意味で8/1に松明かしをするそうです。

岩手を含めた東北6県ではお盆をどのように過ごしているか、またどのような風習があるのか。
興味深い資料があったので引用します。

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8/1 松明かしをする、お盆の始まりを表す【岩手】
8/7 七回水浴びをして、七回飯(うどん)を食べる【青森】
8/13 墓参りの際、共同墓地(ラント)で持ち寄った重箱を開いて先祖とともに食べる【秋田】
8/13 夜、「ハカムシリ」の習俗、墓に供えたお供え物を子どもが持っていく【秋田】
8/14 早朝、墓参り【岩手】
8/15 午後、墓参り【岩手】(8/14と15は岩手以外は基本的に何もしない)
8/16 仏壇に供えたダンゴを送り火とともに焼く。【山形】
   盆棚、お供え物を川に流す【青森、岩手、宮城、秋田、福島
8/20 オワリ盆(送り火)【宮城】
8/23以降 庄内地方では死霊がモリの山に集まるので参詣にいく(施餓鬼供養)【山形】
8/24 うら盆【山形】
8/31 ミソカ盆【岩手】
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